その勉強法の選び方、間違っていないって自信ありますか?勉強法の選び方超々基礎講座。私たちが勉強法の選び方についてお教えします!

あなたは普段、本屋さんで勉強法の本を立ち読みすることはありますか?
もしくは、ネットで勉強法や記憶術や自己啓発情報に惹かれて注文したはありますか?

もし、あなたが勉強法に興味があるのなら、「ぶっちゃけ、勉強法なんて似たり寄ったりだけど、なんとなくもっといい情報をと探してしまうんだよねー」という人は多いのではないでしょうか。

また、「なんとなく見つけた勉強法を採り入れたりしてるんだけど、これってぶっちゃけ効果があるのかどうかよくわかんないや」という人もいるのではないでしょうか?

おおお、なんてもったいない・・・!!

なぜなら、今のあなたに必要なのは勉強法なのか?
必要だと思う場合は、その選び方や方向づけの仕方を知るだけで、一気に明日からの世界が違ってくる代物だからです。

勉強法の要不要の理由や、勉強法の種類や執筆者のタイプをちょっと知るだけで、「へえええ、だからこんなに違うんだ!」という発見ができる智恵が詰まっているんです。

というわけで、こんにちは。
【buy恩人】です。

buy恩人3フクロウ

今回、我々は、勉強法に迷える方や勉強法に成績が上がらない原因を見出した初心者の方に”勉強法の見極め方”を知ってもらうべく、勉強法の種類・勉強法の選び方・実践の方向づけの仕方という三拍子揃った記事を書くことにしました。

勉強は難しくて嫌なものと思われがちですが、5分もあれば、そうでもないんじゃないかということが理解できるんです。

難関大学や難関資格を目指すのであれば言うまでもなく本格的な勉強が必要ですが、それとて7割方は誰でもと共通の勉強法をしていることが分かるんです。
言ってみれば勉強の仕方=勉強法の最大公約数さえ満たせば、クラスで成績を上げたいなんてレベルなら十分なんです。

いつもなんとなく「復習はしてるけど、でも…」って言っちゃってるあなたには、今回の記事を読んでいただき、「じゃ、この勉強法で復習してみよう」という感じのセリフを使って勉強法を意識してほしい・・・!

それではまいります。

プロローグ、そもそも勉強法って本当に必要なの?

まずは、勉強法は必要か?不要か?という根本的な問題ですね。
人によっては勉強法は有益か?無益か?という問題に置き換わるかもしれません。

難しく考えれば難しく見えますが、とてもシンプルな答えが出ます。
普通、勉強法は無条件に必要なものとされてしまってますので、こういう話題が書かれることはあまりありませんけれど、意識していないと延々と勘違いしてムダに勉強法に投資を繰り返しちゃいます。

勉強法の必要性のシンプルな答え

  • 心底から勉強をやる気がない人に勉強法を読ませても有益に作用する確率はほとんどゼロです。

    勉強ではなくても何かを一生懸命に取り組む姿勢を生活全体の中から養うことの方が先決問題です。
    勉強法より、むしろ「やる気」を出させるノウハウが対象になりますが、ノウハウで「やる気」が出るなら、どの親も誰も苦労はしませんね。

  • 勉強をやる気がないのは素振りだけで、本当は勉強ができるようになりたいと考えている場合は、広い意味での勉強法が反応を起こしてくれることは期待できます。

    勉強のやり方としての直接的な勉強法が反応してくれる場合もあるでしょうし、勉強に付属する属性としての行動(よくあるのは、実行できれば自分自身でご褒美に相当するものを与えるetc)による間接的勉強法が反応を起こしてくれる場合もあります。

  • 自分の器の中で勉強が最大限出来るように目指す場合、その達成度合いは勉強法によって大きく差が出ます。

    やみくもに勉強して成績が上がるものではないことは、運動や音楽においてもやみくもに練習すれば上手くなるものではないことを引き合いに出せば、当たり前のことだと頷かれるのではないでしょうか?
    やはり勉強方法が適切であることが効果を最大にすることは専門家の間では共通認識になっています。

    その勉強法は自分で確立する人もあれば、本や情報を頼りにする人もあります。
    前者は効果を見極めながら自分の事として進めるため最強であり、後者は受身として受け入れる傾向が否めない上に、当然当たり外れの洗礼も受けます。

  • したがって、勉強法の有益性は、自分で勉強法を確立する人を除いては、無益であることが常に付きまといます。

    その多くの場合、無益であったことが「やる気」を逆に喪失させるという問題点が発生します。

実際、専門家の間では「勉強方法=勉強の仕方が学習能力を決定づける」がコンセンサスとして固まっています。

ですから、本音として「勉強が出来るようになりたい」「試験に合格したい」という気持ちがある限りは、妥当な勉強法が成績を大いに向上させる大きな要因になることから、大いに意味があり必要性は大と言えます。

個別の勉強法の有益性に関しては、その勉強法自体のあらゆる意味での質はもちろん、受け取り側の感受性などのあらゆる個人差も含めて千差万別であり、ただ、無益であった場合には意欲減退という事態になるかもしれない可能性は否定できません。

ですから、「こりゃダメだ!」と感じたら早目に切り上げることが賢い選択です。

1、勉強法っていっぱいあるけれど何が違うの?

まずは、勉強法の選び方に関する基本中の基本。
物理的勉強法と心理学的勉強法・脳科学的勉強法、記憶術系勉強法と高速系勉強法の違いについて、カンタンに解説します。

勉強法って自分の学習能力を高めるためにはなくてはならないものなのに、なかなか見つけられないことの理由を知る上でも大切なことですから読んでくださいね。

物理的勉強法と心理学的勉強法・脳科学的勉強法の違い

物理的勉強法

物理的勉強法は、言葉通り「物理的な勉強方法」をベースにした勉強法で、大きく分けて、

  • 実際の勉強のやり方に照準が当てられているもの
  • 勉強を取り巻く環境や外的要因に照準を当てられているもの

という「直接的」・「間接的」の2種類があります。

情報としては星の数ほどたくさんある、いわゆる『勉強のコツ』は後者の「間接的」型になります。
「間接的」型は、どちらかというと、後記の心理学的勉強法・脳科学的勉強法の結論として語られることが多いのですが、「直接的」な勉強方法の中でも根拠として、あるいは「勉強のコツ」そのものとして語られることが多いものです。

このように分類しておいたのは、「間接的」型だけで明らかな効果が出るのかな?という問題提起をしたかったからです。
例えば、「暗記する勉強は寝る前にしよう」とか「朝早く起きて勉強しよう」とか「今日の課題を書き出そう」とか数えきれないぐらいのアドバイスがあります。

それぞれ生理学だとか脳科学だとか心理学に基づいてのアドバイスも多く、根拠に賛同するのであればそれに従ってみることには価値がありますが、実際の勉強のやり方とは直接関わりのないことですから、根本的に勉強の成績が上がるかどうかには過度には期待できないだろうなということです。

いずれにしても、物理的勉強法はメンタルを介さずに「直に」勉強するという行為そのものに作用させるのが特徴です。

物理的勉強法「間接」型、即ち「勉強のコツ」的勉強法はインターネットに散在する情報としては膨大ですが、物理的勉強法「直接」型に含められているものでもあり、それ以上に、後期の心理学的勉強法・脳科学的勉強法の結論に含められる要素が強いものとして考えてください。

そんなわけで、物理的勉強法は以下の3つの種類に分けて進めてまいります。

勉強法のイラスト

  • 記憶術系勉強法

    いわずもがな「記憶術」をベースにした勉強法。
    テレビでも「記憶力の天才」などの番組が多くプロジュースされ、露出機会が多いこともあってか、羨ましくて、グッと「惹かれてしまう」勉強法。

    友達を見て「あいつは記憶力がいいから羨ましいな!」と思うことはありませんか?
    「記憶力」という言葉は、世間のあちこちで呟かれますから、知らず知らずに「記憶力が良い=天才」→「記憶術を身につけよう」となるんです。

    その証拠は、「記憶術」の検索数がメチャメチャ多いことに現れています。

  • 高速系勉強法

    最後は記憶することが目的なので、記憶術系勉強法の一つとも見れますが、どちらかというと速読系勉強法。
    「記憶力」に比べ「速読力」は露出機会が少ないですが、ひょっとしてできるかもと、チョッと「気になる」勉強法。

    「記憶術」に挫折した場合に、速読なら取り組みやすい勉強法になると考え、二番目の手段として人気の勉強法と言えるでしょう。

  • 一般作法系勉強法

    勉強には必須要素である「覚える」ということに関しても、「記憶術」や「速読術」のように二次的な能力を導入せず、純粋に「勉強の作法としてのやり方」として扱う、最もダイレクトで現実的で全体を網羅したバランスの良い勉強法と言えます。

    『術』という二次的な能力の習得を介さないという意味において効率的と言えますが、一般的な勉強法を沢山羅列するだけのものもあるようですから、そうなれば結局、何をすればいいのかが分からないこともあります。

    全体を網羅している性格上、「ポイントが多過ぎる」とか「当たり前」と評価されることが多いのも特徴です。

どのタイプであるにしろ、単なる経験論だけで書かれていたり、ページの多くが自慢話や成功哲学のようなお話に終始しているものも多々あるようですからその点には注意が必要です。

物理的勉強法のことを語るときは、「記憶術系!」「高速系!」「一般作法系!」という言葉で括れると憶えておきましょう。

そして、これは次の心理学的勉強法・脳科学的勉強法も同様ですが、「直接的作用!」「間接的作用!」という言葉を意識しておきましょう。

では、お次は心理学的勉強法・脳科学的勉強法の解説です!

心理学的勉強法・脳科学的勉強法

心理学的勉強法は、「人間心理の傾向」を元にして提唱される勉強法です。
脳科学的勉強法は、その解明に近年目覚ましい進歩を遂げる「脳の仕組み」を元にして提唱される勉強法です。

当たり前ですいません!!

ただ、心理学的勉強法は心理学的な無意識の傾向に基づいているため、物理的勉強法のように意識的に行動することで効果が期待されるのとは逆に、意識しちゃったが故に効果が効果でなくなるケースも考えられます。

心理学的勉強法も脳科学的勉強法も、その結論するところの大局は、既に一般論として語られて来た勉強法と大差はない!?
即ち、経験則から確立して来た人と結論は一緒なので、「当たり前やん」という誹りを受けることも多いのが特徴です。

裏返せば、
「脳科学」や「心理学」という言葉に新しさを期待し過ぎ
如何に当たり前のことができていないのか、しないのか
ということなんでしょうね。

物理的勉強法のところでお話した「勉強のコツ」が大きな部分を占めるわけですが、そのアドバイスは、より具体的になって来ているという点は評価しないといけませんね。

そんな心理学的勉強法・脳科学的勉強法は、科学性の違いによって、以下の2つに分けることができます。

心理学的勉強法・脳科学的勉強法のイラスト

  • 科学系

    一般的にコンセンサスが得られている心理学的成果によって、「効率的な勉強のためのTPO」を提示する心理学的勉強法・脳科学的勉強法のことを指します。
    この中には、多くは神経科学(脳科学)による成果と重複する場合も多く、方向性としては正しい勉強法となりますが、物理的勉強法へのアプローチがほったらかしであれば、せっかくの正しい方向性も生かされないことになる可能性を孕みます。

    実際に成果を出さねばならないのは実際の勉強の上においてですから、気持ちや環境だけが整っても意味を為しません。

  • 俗科学系

    一般的にはコンセンサスが得られていない心理学的理論によって、自称「効率的な勉強のためのTPO」を提示する心理学的勉強法・脳科学的勉強法のことです。
    物理的な要素も併せて提示されるものから、ポジティブ・シンキングのようにメンタルばかりが強調される成功哲学的なものまで千差万別の勉強法が含まれます。

いずれのタイプであるにしろ、「目標とすることを毎日一つづつ書き出しましょう!」だとか「寝る前に暗記して、朝に復習するべし!」だとか言われても、実際の勉強の仕方が分かっていなければ虚しいお題目にしかなりませんので注意が必要です。

これらのことは、「ちょっとしたコツ」であって、実際の勉強の仕方を自分のものにした人が参考にしてこそ有効なんですね。

心理学的勉強法・脳科学的勉強法のことを語るときは、「科学系!」「俗科学系!」という言葉を使うと憶えておきましょう。

さらに、物理的勉強法でも述べた「間接的!」という言葉を意識しましょう。

ここまで物理的勉強法、心理学的勉強法・脳科学的勉強法の違いを紹介しました。
でも実際のところ、実践して比べてみないと想像がつかない!と思われるかもしれません。

そこで、この記事の一番下で、物理的勉強法、心理学的勉強法・脳科学的勉強法のそれぞれの中身の違いがわかりやすいような勉強法を、各方法ごとに少しずつセレクトしました。

それぞれ実際にレビューを読まれてみると「勉強法の中身って、種類によってこんなに違うんだ!」とわかってもらえると思います。^^

もうご存知かもしれませんが、レビューと言っても今やレビューを書くことが副業になってる時代ですし、自作自演も健在ですから、ネットに慣れていない人はついつい騙されてしまいます。

また、勉強法だの記憶術だのといっても、お勧めしてもいいかなと許容されるものは検索1ページで1点か2点あればいい方だと感じますので、【buy恩人三フクロウ】は、反面教師としての価値をも含める形で「知って損にはならない勉強法」としてピックアップしています。

とにかく、ランキングサイトはもちろんですが、塾や学習サービスを運営されているところでさえ、「エッ!こんなものをプロのあなたがお勧め10選にしちゃうの?」と呆れ返っちゃうことばかり。

では続いて、実質的な分類となる暗記型勉強法と思考型勉強法の違いを説明します。

暗記型勉強法と思考型勉強法の違い

最近は「考える力」を重視しようというスローガンがあちこちで聞かれますね。
もちろん、これは今になって出て来た課題ではなく昔から声高に叫ばれてきたことです。

当たり前のことと言われるかもしれませんが、このスローガンが「思考型勉強法」そのもののことです。

暗記型勉強法と思考型勉強法

会社で活躍する人や立派な研究で名前が挙げられる人は皆、この「思考力」を使って仕事や研究をしています。

暗記型勉強法で勉強してノーベル賞学者になった人などは誰一人いません。

普通の会社でも暗記力があるから出世したなんてことは普通はありません。

「記憶術」や「暗記力」を叫んでいる人は、それが取り柄で商売にしている人とそれを採り上げて商売にしたい出版社かな?

とにかく、「考えることのできる人」になるのが普通は誰にとっても一番得なことですね。
異論がありますか?

だからと言って、何も覚えておかなくてもいいということではありませんね。

そもそも、覚えている知識がないと、考えようにも不便で不便で仕方がありません。

詰め込み主義はダメですけれど、一定のことを詰め込んでおかないことには思考も始まりません。

立派に活躍している人も、新しい知識が出て来れば覚えていかなければなりませんが、いわゆる暗記するという覚え方をするのではありません。

自分の仕事や研究に関連することですから、実際に使いながら自然に身に着いていくだけのお話です。

一方、「暗記型勉強法」とは、「数学は暗記だ!」という名言(迷言?)を思い浮かべる人が多いと思います。
「英単語は暗記だ!」であれば、俄然納得する人も増えてくるのではないでしょうか?

ということは、「暗記型勉強法」になってしまうと、「とにかく覚えようぜ!」が合言葉となってしまい、しかも何でもかんでもに適用しちゃおうとするとおかしな話になることをあなたも薄々分かっているということです。

記憶術系勉強法や高速勉強法は、ほとんどが「とにかく覚えるためのテクニック」を競っているものがほとんどです。

このページの最下部で「知って損にはならない勉強法」としてピックアップした『ユダヤ式記憶術』や『速読日本一が教える すごい読書術』は、これしかないというほどの例外なんです。

ここまでで分かることは、「暗記」も「考える力」も必要だということ。

ただ、「暗記型勉強法」をしちゃうと、それこそ「詰め込み主義」になってしまい、考える訓練をしなくなるということです。

実に簡単なことですね。

暗記型勉強法と思考型勉強法

ちなみに、思考型勉強法は世間で叫ばれている割には、一般的に読みやすく書かれた勉強法は少なく、たいていは学者さんの小難しい論文調になります。

一方、沢山の勉強法や自己啓発本を出されている著者さんは、あくまでもテクニックが中心のものしか書かれないですね。

ここまでで、「理解」というキーワードが無いことに気付かれましたでしょうか

よかったら、こちらの記事で紹介されている脳へのヒントも併せてチェックしてみてくださいね。

物理的勉強法と心理学的勉強法・脳科学的勉強法、暗記型勉強法と思考型勉強法との違いはもう大丈夫ですよね。
お次は、勉強法を選ぶ上で欠かせない「勉強法実践の方向づけ」について取り上げます。

勉強法実践の方向づけ

勉強法としては、「暗記」も「考える力」も両方が必要だということはもう大丈夫ですね。

「暗記型勉強法」に傾き過ぎると「考える力」を育む機会を失くしてしまいますし、何でも「思考型勉強法」でやろうと思っても、とにかく覚えるしかないって奴もあるわけですよ。

例えば、英語の単語なんてのは、語源はあるにせよ、その語源自体が何故それなのかまで考えても埒があきませんし、たとえその答えがあったとしても、ごく普通のあなたがそこまで掘り下げていては、いくら時間があっても足りません。
それに何の得にもなりません。

だから、そういったものを分別して、それぞれに妥当な勉強法を当てはめることが勉強法を実践する段では大切なんだということなんだと思いませんか?

勉強法実践の方向づけ

ところが、世の中は一芸に秀でた人が、「この記憶術こそ勉強法の神髄」だとか「この高速読みこそ勉強法の最高峰」だとかのふれこみで本を出しますから、「そうなんだぁ!」と感心してしまうことが先立ち、ついつい両方が必要であることを忘れちゃいがちになるんです。

「考える力」はたいそう面倒くさいものとして生理的に捉えられてしまうこともあり、ついつい「暗記」で凌ごうとする方向に引き寄せられてしまうのでしょうね。

それで、記憶術だの速読術を手掛けてみると、意外にめんどうくさいこと、修行が必要であることに直面して、そのままになってしまうケースが多いようです。

ですから、「暗記型勉強法」か「思考型勉強法」かという二者択一的な選び方をしてしまうと、勉強すること自体が長続きしないことになってしまうんです。

さて、仲間のフクロウが、「理解」という言葉がここまでにないことに気付いたでしょうか?と呟いていましたね。
実は、この「理解」という言葉を出してくると、それ自体で勉強法の心臓部を語ることになってしまいますから、ここまでは故意に出していませんでした。

「理解」は「暗記」にも「思考」にも両方の方法に大きな作用を及ぼす最重要な言葉なんですね。

「理解 ⇒ 暗記」「理解 ⇔ 思考」と書くと途端に分かりやすくなるのではないでしょうか?

「理解すると暗記がしやすくなる」「理解すると思考が生まれる」と考えればいいんです。

即ち、「暗記型勉強法」か「思考型勉強法」のように独立したものとして分けるのではなく、本来は「理解暗記型勉強法」と「理解思考型勉強法」というように「理解」が糊の役目を果たしている仲間なんだという分け方をするのがいいですね。

もちろん、理屈なしに覚えた方が得策の「単純暗記型勉強法」を加えなければならないことは言うまでもありません。

これらを、その内容によって使い分けるということが、万人に共通の最大公約数的な勉強法実践の方向性なのです。

そう考えていきますと、物理的勉強法の記憶術勉強法と高速系勉強法に非常に低評価なものが多いのは、「一面的であること」と同時に「万人が出来ない」というような理由があることが汲み取れます。

一方、一般作法系勉強法でも低評価なものが多いのは、「そんなこと知ってるよ」や「当たり前のことしか書いていない」といった声に現れているように、「一般論のお題目や自慢話の経験論だけだった」とか、「結局精神論に持ち込んでいるだけだった」とかの理由が多いことが頷けます。

ただ、いずれの場合も、読み手の側の先入観や行動力に依るところの要素も多いとは思うのですが…。

「理解暗記型勉強法、理解思考型勉強法、単純暗記型勉強法」

これら3つを、あなたの勉強の目的や目標にしたがって臨機応変に使えるような方向性で実践していくことが新しい世界への入り口になるでしょう。

ただ、運よく、その実践に導いてくれるような勉強法に出会うことは難しいですね。
また、1冊だけでは済まないかもしれませんから、今は、どんな目標であっても、これらをバランスよく持ち合わせる礎を作ろうとう基本の方向性だけは忘れないようにしてください。

【buy恩人3フクロウ】としては、『記憶術』や『速読術』は余裕のある時に将来に利用できるかもしれない要素として学ぶのがよく、当面の目標の為に身に着けようとすることは焦りをもたらしてしまうかもしれないので避けた方が無難だと考えています。

3、勉強法の選び方

勉強法を選ぶ基本は「TPO」に合わせることだけど…!

勉強法の種類は基本的には、たかだかここまでに列挙した程度ですが、現実の勉強法の本や情報になると、それぞれの種類の要素が様々な割合で錯綜していて、正直どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

それは、一方であなたがしようとしている勉強の種類も、世の中では数多の種類があるということにも関係するんです。

だって、数学の道に進もうとする人の勉強法と弁護士になろうとする人の勉強法は違っていて当たり前ですものね。

学校のテストでとりあえず出来るだけいい点を取りたい時には一夜漬けの丸暗記をするでしょうし、本当に実力を付けたい時には理解しながら覚えようとしますしね。

何もかもいっしょくたに考えるから悩んじゃうんですよ。

そして、普通のあなたが普通にする勉強にはいろんなTPOがある筈ですから、どの勉強法を選ぶか?なんてこと自体、一つの答では出せないことですよね。

そんなあなたににオススメな考え方は、「しようとしている勉強のTPOに合わせる」という方法です。

ということは、いろんな勉強の仕方を身に着けておかねばできませんよということにもなります。

ですから、中高生のいわゆる受験を最終目標とした勉強法では、最大公約数の勉強法で勉強するのがベストなんです。

暗記することも含めて、最大公約数の勉強法で勉強するのがベストなんです

社会人になって、とりあえず資格を取得しようなんてケースでは、とにかく丸暗記をする戦略を取っても構わないですね。

この時に、丸暗記する勉強法でしか勉強できず、資格を取ったはいいけど実用する際に苦労しちゃっても、それはその学習法の保証範囲外ですよという話なんです。

だからこそ、中高生時代に最大公約数の勉強法で勉強しておくことは、選択する幅を広げるという意味でもベストなんです。

ところが、【buy恩人】を運営していますと、「とは言っても、もっと効率的な勉強法を知りたいです」と仰る方が、特に社会人に多く見られるんですね。

まさに『スケベ心』を最大公約数よりも優先したいという人間の心理を象徴するかのようですね。

多分、最大公約数であるベースとなる勉強法(=万人にとって有益な勉強法)を自分のものにできていれば、おそらく『スケベ心』まで追い求める必要性は限られて来ますから、その点にこそ深い問題があるように思うんです。

このサイト【buy恩人】では、脳へのヒントなど勉強法ではかなり掘り下げた記事がたくさんありますので参考にしてくださいね。

実は勉強法は、それ自体に善悪や良否があるわけではなく、それを使うTPOによって、その効用が劇的に変わるもの!!
「この勉強法、めっちゃ役立たず・・・」と思っていても、それを使うTPOによっては、「あれっ?めちゃくちゃ役に立つぜ!」ということが起こるんですね。

なので、勉強法を選ぶ際は、あなたが“どんなTPOで使うのか?”ということを前提にして選ぶといいんです。

勉強法とTPOのベストマッチは、”ワインと料理”にたとえれば、「マリアージュ」ということなるでしょうか!!

というわけで、勉強法とTPOを合わせるときのポイントを取り上げておきます。

最後の”O”に合わせるのが、何といっても勉強法のポイントなんですけれどね。

  1. 「時」に合わせる
    「時」を合わせる

    自分自身として勉強をするときは何時でしょうか?
    社会人であっても学生であっても帰宅して食事をしてから寝るまでの間の時間と土日祝日ですね。

    このときの勉強はいわゆる勉強としての中心になる時間ですから、主には理解することを中心にして覚えようとするコアな勉強です。

    他に、隙間時間を利用するということがありますね。
    通勤時間とかお昼休みとかトイレやお風呂に入っている時間だとかが利用できます。

    隙間時間は環境的に気が散りやすいですし、時間的にも短い場合が多いですから、一般的には理解思考型勉強法には向きませんね。

    どちらかと言えば、暗記型勉強法の断片的作業に向いていると言えるでしょう。

    ガリレオ先生によれば、自分がロストした断片を自分の脳に引っ付け直す作業に、これほど適した時間はないとのことです。

    「時」を合わせるという視点では、「復習はいつやればいいのか?」が最大の関心事として挙がって来ます。

    これに関連して、下に「復習はその日のうちには間違いだった!?」を謳った実験心理学の本をピックアップしています。

    元になるデータの正確な実験条件を調べてみなければ一般に適用できるかどうかは何とも言えませんが、感覚的には、日を変えても忘れないこと及び日を変えても復習する気を失くさないことの前提条件がなければ、真偽に係わらず成り立たないことは頭に入れておかなくっちゃなりませんよね。

  2. 「場所」に合わせる

    勉強する場は、学生の場合は学校や塾がありますし、社会人の場合はスクールに通っている方もおられます。

    これらの場所は、荒っぽく言うと、新しいことを教えてもらう場所、すなわちインプットする場所と言えます。

    そんな場での大切なことは、「分かろうとしながら聴く」、次に「分かっても分からなくても、要点を記録しておく」という作業になります。

    講師の授業スピードや説明具合なども関係しますから、最低限やらなければならないことは、理解するための準備を終えておくということですね。

    もし塾やスクールで、習ったことを使って考えるような実戦問題をする場が与えられているのなら、その場で出来る限り思考し、理解してしまおうとトライすることです。

    ここまで出来れば、自宅での復習を極めて軽くするか省略する(当日だけの話ですよ)こともできます。

    さて、一番重要なのは家庭での勉強であることは言うまでもないんですが、学生の場合は、そもそもがしていないか極端に時間が少ないんですね。
    もはやTPO以外の問題なんですけれど、塾に通っている子ですら塾でせっかく記録した要点をほっぽらかしていては、全く勉強をしない子と大差ないことになっちゃいます。

    家庭での勉強は、理解をベースにした最大公約数の勉強法で行い、身体で覚えていく仕上げであることを意識しましょう。

  3. 「内容」に合わせる

    これは、勉強しようとする内容、すなわち、中高生の場合でしたら教科別の勉強法ということが思い浮かびますね。

    しかし、それだけではないんです。
    それ以上に根本的な区別は、「覚える」ということと「理解する」という区別なんです。

    学校の勉強にしろ資格の勉強にしろ「覚える」ということと無縁の勉強などはありませんね。
    同時に「理解する」ことと無縁な科目もありません。
    どんな教科もこの2つの要素で成り立っていることは共通しているんです。

    ところが試験というものは覚えていることを出してこれるかどうかの競争といった色彩が強くなりますから、どうしても覚えるための勉強法に偏ってしまいます。

    それを、記憶術勉強法や高速勉強法、丸暗記勉強法でいけば、どうも「理解する」ことが付いてこないんじゃないか?
    「理解する」ことに近い最大公約数的勉強法なら何ができるのか?

    そこが勉強法の心臓部になるんです。
    そこさえ分かれば、教科別に落とし込むことはそれほど難しいことではないんです。

  4. 分からないときは最大公約数

    もし、どんな勉強法を使えばよいかわからない場合は、普通に最大公約数の勉強法をすればいいんです。
    最大公約数の勉強法は合わない内容が極めて少ない勉強法。
    どんな場面でも寄り添ってくれますし、立派に活躍する人々も、ほとんどこれを使って普通に勉強しています。

勉強法のTPO

「時!」「場所!」「内容!」
頭がこんがらがったときは、とにかく最大公約数的勉強法!!

ねっ、カンタンでしょ?

書店で勉強法を買う際に注意すべきこと

書店に行くと、たくさんの勉強法が売られています。

どんな種類の勉強法を買えばいいかがわかれば、あとはその種類の勉強法を選ぶだけです。
ただ、初めて読む種類の勉強法の場合、そもそも、その勉強法がどんなものなのかわからないですよね。

でも、安心してください。
勉強法の質は種類やタイトルや著者の属性を見ればある程度予測できるんです。
さらに、低評価のレビューを見ればある程度予測できるんです。

というわけで、続いて、タイトルでの見分け方、著者の分類による見分け方についてお教えします。

もし、あなたが勉強法を買おうとしているのであれば、まず、見るべきポイントは「タイトル」「著者」です。

勉強法の質については、ぶっちゃけ、今からお教えする5つのタイプ(物理的勉強法:3種、心理学的勉強法・脳科学的勉強法:2種)だけ知っておくだけで、なんとかなるものです。

勉強法のタイトルや著者のタイプによる傾向の違い

勉強法のタイトルや著者のタイプによる傾向の違いだけでも把握しておくことは、いざ勉強法を選別する段階では冷静な判断に寄与しますので、もちろん一概には言えないことはお断りしておかねばなりませんが、傾向さえ掴んでおけば冷静になれる的な分類についてお教えします。

以下に8つほどタイプを選別してみましたので、いざの時には思い出してくださいね。

東大卒・京大卒など有名大学卒を謳う勉強法

概して経験論だけで語られがちで根拠が希薄、あるいは自慢話に終始しがちで、本論の方法論が万人向けでないか一般的か空疎なものが多い傾向があります。
特に、学生や学生を終えたばかりの著者、ビジネス成功哲学が好きな社会人著者にこの傾向が強いようですね。

東大卒・京大卒など有名大学卒を謳う勉強法

記憶術や速読術の達人であったりクイズの天才が書いた勉強法

タイトルが一般的な勉強法であっても、概して内容は記憶術や速読術だけを語ってる傾向が強いようです。

バランスの取れた勉強で向上したい人には不向きでしょう。

ただ、勉強法の最大公約数で自分の勉強法が確立できている方が、さらに効率的に勉強できればという思いで読まれるなら、ヒントにできることはあるかもしれません。

塾経営者や塾講師、自称教育専門家の書いた勉強法

塾経営者や塾講師が記した本は一般的に実務的だと言えますが、概して本質については言及されていないものが多いですが、ニーズとしてはマッチする場合が多いかもしれません。

これが社会人の資格関連になりますと、スクールの講師が書いた著作には実務的良書が多いように思われます。

但し、この場合もピンキリであることに例外はありません。

・タイトルやサブタイトルが大げさなものは、やはりトンデモが多い傾向があります。

・タイトルやサブタイトルにインパクトがないものは、良心的なものが多い傾向があります。

・他塾向けに教材を併せて販売しているような塾は注意が必要です。
一介の塾が教材専門会社より良いものを作れるとすれば、よほど優れた人材を抱えなければできません。

一般社会人の書いた勉強法

一般的にビジネス流、それもどちらかと言えば成功哲学やトンデモ心理学を強調される自己啓発系の傾向を持つものが多いです。

また、これもピンキリであることに例外はありません。

・タイトルやサブタイトルが大げさなものは、やはりトンデモが多い傾向があります。

・自己啓発系が好きな方は読まれてもいいかもしれません。

・松平勝男氏やガリレオ先生のような正統派の著者は稀有です。

芸人の書いた勉強法

ほぼほぼ内容が薄っぺらい傾向にあり、娯楽として読むつもりならばそれもいいでしょう。

真面目に勉強したい人は言われずとも選ばないとは思いますが…。

『超勉強法』とか『超速勉強法』のように『超』を頭に付けている勉強法

概して『超』と言えるほどのものがなく、ありきたりだったり、逆に、普通の人では出来ないでしょ!的な過酷な勉強法を強いられる傾向があります。

ちなみに、人気の『超勉強法』はポイントがたくさんあり過ぎることや英語は結局丸暗記という主旨で、読み手は勉強法としての落としどころが分からないでしょうね。

『ずるい』『非常識』『奇跡の』『サルでも分かる』のようなタイトルをつけた勉強法

概してキャッチコピーに整合する本は皆無である傾向が強いようです。

要するに、『ずるい勉強法』や『非常識な勉強法』や『サルでも分かる勉強法』は21世紀になっても存在しないということに他なりません。

レビューを見ていても、画期的な勉強法を探すといった「無い物ねだり」をしているかのような方が、画期的な勉強法ではなかったから低評価をしている例も多々見られることは気がかりです。

『最新科学』『脳科学』を謳う勉強法

勉強法の分野は、そもそもが経験則としては一定確立されている分野ですので、現在の脳科学のレベルは、ただこれに裏付けを与える程度のものですから、「当たり前」と批評されるのも仕方のないこととはいえ、概して、俗流科学者が書かれている勉強法は内容が薄い傾向にあるようです。

脳の仕組みを知ることは、学習者にとっては好ましいことなのですが、勉強法として一般向けに書かれたものは意外に少なく、この分野では池谷裕二氏以外は役立つものが見当たりませんから、氏の本を2,3冊も読めば十分でしょう。

『最新科学』『脳科学』を謳う勉強法

勉強法のタイトルや著者のタイプ

世の中には本当に頼りになる勉強法って少ないことがつくづく分かっちゃったね。
何を注意して勉強法を選べばいいのか少し見えたでしょうか?

勉強法は新しいものほどいいの?

たいていの人は、新しいものの方に惹かれていきますよね。
これがいわゆる「流行」と呼ばれるものですが、
勉強法の情報も新しければ新しいほど質が良いと思っていませんか?

実はそれ、大きな間違いです。

なぜなら、昔と違ってキャッチフレーズだけで新しいとか素晴らしいと思わせる技術が流行っているからです。
最新科学をもってしても、昔の人の勉強法の正しさに根拠を与える以上の発見などされていないからです。

物質的なものならともかく、単純に新しい勉強法だからといって質が良いというわけではないんですね。

ちなみに、昔の人は頭が悪かったでしょうか?
決してそんなことはなく、その時代時代で見事に心得た勉強をしているんです。

それに、一人の人間の脳は、親が会得した勉強法を受け継ぐわけではなく、誰もが等しく全くのゼロから出発しなければなりません。
人間の一生の期間は親も子どもも大して変わりない中でゼロから出発するんです。

最良な勉強法自体の本質は、太古の昔も今も大して変わらないこと、それどころか、その昔からの勉強法ですら出来あぐねていることを知っておいてくださいね。

もし勉強法の何かが改善されるとすれば、脳科学の更なる進歩によって、人間自身がコントロールできる要素が明らかになったときでしょう。

さて、ここまでは勉強法の選び方についてお話をしてきました。
ここからは、具体的に勉強法を選んで、それぞれの勉強法を吟味していきましょう!

4、知って損にはならない勉強法9選

最後に、知って損にはならない勉強法とオススメの勉強法をタイプ別にご紹介します。
最初の方でも述べましたように、お勧めしてもいいかなと許容されるものは検索1ページで1点か2点あればいい方だと感じますので、【buy恩人三フクロウ】は、反面教師としての価値をも含める形でピックアップしています。

知って損にはならない物理的勉強法 記憶術編 2選

一発逆転!ワタナベ式記憶術

近代日本における「暗記術」の元祖といえる存在です。
その後に出る記憶術はワタナベ式を元にアレンジ、モディファイした場所法の類か、全く別種のイメージ化・フォトリーディングの類になります。

記憶術の基本となる方法であること及び役に立つシーンもあるであろうという意味でピックアップしておきますが、レビューを参考に判断してください。

全体としては、実際に利用されている技術を紹介していますが、要所要所で抜けている点が多々あります。自身もこの本を購入して試行錯誤しました。最初のリンク法は確かに記憶できますが、これだけだと日常で利用できないし、5番目は何だったとか、必要な時に必要な記憶をとりだすのに無理があります。最低でも僕の体験ではそうでした。

すぐに自分の記憶力が増すなんて思わない方がいいでしょう。こんな覚え方もあるんだなくらい。大学入試に役立つなんて絶対に思わないこと。

※レビューは、2018年3月20日現在のAmazonの情報を引用しています。

マインドマップ(R) for kids 勉強が楽しくなるノート術

今では誰でも知ってるかもしれないほど有名なトニー・プザンの「マインドマップ」の子ども版です。
某塾から「わずか75日で完成!公立高校入試合格マニュアル」が出されていた時期があり、その内容がこの「マインドマップ」でした。

評価も高くよく売れていたのですが次第に評価も下がってきたのも頷けるのは、このような変なマップにする必要性が感じられないことに気付いたからでしょうか。

本質には繋がるという意味でピックアップしておきますが、有名になった分、マップのアート性が目的になってしまうケースも見られます。
レビューを参考に判断してください。

楽しく勉強してくれそうだったので購入してみました。子供もこの勉強の仕方を知っていましたが本人はやりずらいのか使用していません。

日本の仕事の世界では マインドマップよりも別の方法で1枚に要点を「関連性と体系が視覚的に把握できる」「図」としてまとめる工夫ができる人は 資格試験 又は社内での評価は別として いわゆる「できる」人のカテゴリに入っていると断言できます。

※レビューは、2018年3月20日現在のAmazonの情報を引用しています。

趣が他とは全く違う物理的勉強法 記憶術編 1選

試験に受かるユダヤ式記憶術

東大法学修士出身のマルチリンガル松平勝男氏の記憶術です。
従来の記憶術が非常に機械的・技術的なもの一辺倒であるのに対して、論理的な意味性を持たせた【生命の樹】を応用されたものです。

記憶すべきことを論理性を軸にした体系として捉えることが最も効率的であるという本質を持った記憶術は世にはありませんから、テクニックとしての記憶術を期待するのであれば肩透かしを感じられるかもしれません。

東大卒を謳う書籍は、たいていタレント気取りなだけの浅薄な著作が多いですが、松平氏はこのような類の方とは少々人種が違います。

子供の教育に役立てられるかな、という思いで購入しました。何にでも応用できる考え方が記述されているので、自分の立場に「あてはめ」できればいいのですが、10個のセフィラの「あてはめ」が凡人にはなかなか難しいです。

本書では一般的な記憶術(ゴロ合わせ)なども紹介されていて参考になり ました。また、松平さん自身が地理を覚えた時の方法が具体的に書かれており、学生が歴史や地理を記憶するために多いに参考になると思います。中学生や高校生から読み始めてもいい良書だと言えます。

※レビューは、2018年3月20日現在の【buy恩人】アンケートのコメントを引用しています。

知って損にはならない物理的勉強法 高速系 2選

東大首席が教える超速「7回読み」勉強法

テレビで見かける機会も多くなった山口真由氏の勉強法です。
その主旨からは、やはり文系の発想であることとともに先天的な記憶力のよさに依存した経験論止まりの印象があります。

7回読むという妥当性がよく分かりませんし、おそらく、速読術に近いのでしょうが、それであれば次にピックアップする「すごい読書術」の方が理念として役に立ちそうです。

ただし、勉強法についての解説は少ない。自分語りが多い印象。

著者が本を読むのに、300頁の本であれば30分程度といわれています。普通の者であれば、内容も見て、記憶し、30分で300頁の本をめくることができないでしょう。ただ単に、本をめくるだけでも、時間が足りそうにありません。

分からない本を7回読むのではなく、なぜ理解できないかを考えるという当たり前のことが必要かと思われます。結果として、私には合いませんでした。分からないところは、何度読んでも分からないままですし、理解していないところは何度読んでも頭に入りません。ちゃんと立ち止まって考えないとだめです。

※レビューは、2018年3月20日現在のAmazonの情報を引用しています。

速読日本一が教える すごい読書術――短時間で記憶に残る最強メソッド

角田和将氏という速読日本一の方の勉強法というか読書術です。
速読など眼中になかった【buy恩人】ですが、レビューを拝見して「これなら読む価値がありそう」と感じた数少ない書籍でした。

ただ速読するだけに留まらないコンセプトと意味性が期待されそうです。

本書では、速度をベースにしながらも、速読を通じて得られる、集中力、時間感覚などの効果などについて言及されています。これは目から鱗でした。

読んでみると、ただ本を早く読むだけでなく、記憶に残す為の方法にも言及されてました。ベターなタイミングでのアウトプットや経験(読んだ後の即実践)も重要であり、ここまで含めて読書なのだという事でした。

※レビューは、2018年3月20日現在のAmazonの情報を引用しています。

知って損にはならない物理的勉強法 一般作法系 2選

医学部再受験 成功する人・ダメな人

荒川英輔氏という精神科医・大学受験アドバイザーの勉強法です。
これもレビューを拝見して、正しい視点からの指導であることを感じた数少ない書籍でした。

「医学部再受験」とありますが、むしろ一般的な「学びの方程式」として万人に向いているのではないかと感じます。

医学部再受験をしたときにまず買いました。他にも色んな再受験関連の本を読んだのですが、これが良かったです。他は当たり前のことやどうでもいいことを書いてたりするのですが、これはなかなか充実していました。再受験する人だけでなく、勉強の仕方がわからないって人にもお勧めです。

そもそも、問題を解くと、目的意識がはっきりして集中力が高まっている脳内状態ゆえ強く記憶されるし、分からない箇所を参考書で調べる際には関心が高まっており、やはり記憶に残りやすい。

※レビューは、2018年3月20日現在のAmazonの情報を引用しています。

帝都大学へのビジョン

何を隠そう、当【buy恩人】で幾多の学習部門の相談を受け持っていただいたガリレオ先生(実は運営者の恩師)とご友人がまとめられた勉強法です。

【buy恩人】に関わって以降、あまりにも詐欺的な情報商材が横行していることを見かねて、まともな勉強法の書をまとめようとされたのが動機です。

同じ思いでおられた松平勝男氏にもエールを送っていただいた書となり、【buy恩人】の適齢期認証サービスとしてもお付けするようになりました。

塾の勉強を自分の勉強の軸として利用することを教えてくれたのはビジョンでした。それに、僕が非難した京大OBの本にも他の本にも、具体的な勉強のやり方のイメージはほとんど書かれていませんが、ビジョンにはそれがありました。

今まで自分が会ってきた先生、昔の塾の講師等含め、ここまで復習に重きを置いた勉強法(本当の勉強)を教えてくださる方はいませんでした。

偏差値70クラスの人は特別な勉強していると思ってたけど、そんなことないですね。なんか、ついこの前まで偏差値30台で悩んでいたのが信じられない気分です。

※レビューは、2018年3月20日現在の購入者の声を引用しています。

知って損にはならない心理学的勉強法・脳科学的勉強法 2選

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法

海馬の研究で有名な池谷裕二教授の勉強法です。
研究者でありながら、これほど一般向けの書籍を出される例は無いでしょう。
それだけ、相当な使命感とバイタリティがないと、ここまではできないと畏敬の念を払います。

ただ、ここまで出版すると、コンセプトが違うとはいえ重複する部分が多くなるのは必須ですので、主旨を見極めた上で絞り込まれて読まれるのがいいでしょう。

池谷祐二は脳をテーマにしたエッセイをたくさん書いている脳科学者。どの本もエッセイとしては面白いが、内容的にはほとんどオーバーラップしている。脳のメカニズムについて、脳と人間の行動の関係(連携)について知りたいと言うことであれば、
・『自分では気づかない、ココロの盲点(完全版)』
・『進化しすぎた脳』
この2冊を読めば、池谷祐二の脳科学の内容をほぼカバーしたことになる。脳科学の知見を学習に役立てたいということであれば、さらに
・『受験脳の作り方』 (タイトルは営業的に”受験”となっているが、学習一般について)
脳科学についてではないが、
『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則』は英語発音についての名著。

※レビューは、2018年3月20日現在のAmazonの情報を引用しています。

実験心理学が見つけた 超効率的勉強法

実験心理学の竹内龍人教授の勉強法です。
【buy恩人】は心理学自体をそれほど信用していませんが、きちっと研究はされているようですし、評価も賛否両論ある妥当なところだと考えますので、俗流心理学に手を出すぐらいならこちらをという意味でピックアップしました。

勉強に関するハウツーとしては、わかりやすいけれどどうよ、というくらいの内容。あまりお勧めしません。もっと興味深く、また科学的な面白さがある本が他にありますよ。

理解しているのであれば同じ内容をあまり続けて勉強すべきではない、復習は等間隔で行った方が定着しやすいなど、今までの勉強法の本の定説を覆すような内容が多く、実際に自分の勉強に当てはめるにはなかなか勇気が要ります。中には自分の勉強にどう適用すれば良いのか判断に迷う実験内容や結果も書かれていますが、この本が受験勉強の負担の軽減に役立つことは間違いないでしょう。

※レビューは、2018年3月20日現在のAmazonの情報を引用しています。

まとめ

いかがでしたか?
勉強法って難しいように見えて、実は案外シンプルなものなんだってお分かりいただけたでしょうか。

「真実はいつでもシンプルだ!」なんて誰かが言ったとか言わないとか…。
それを難しくしているのは、他ならぬ全ての私たち自身なのかもしれませんね。

ここまでお話したとおり、勉強法は最大公約数を知り、体で受け入れるだけで一気に学びの世界が広がる智恵。
それ以外のことから始めると多過ぎて収拾がつかなくなったり、混沌とし過ぎてやる気をなくしたり…。
あなたもそういう事態に陥っていないかどうかだけ、今チェックしてくださいね。

最後に、あらためて、このインターネット時代に一番陥りやすいポイントだけまとめておきますね。

あなたは、溢れんばかりの情報を毎日毎日サクサク見ています。
勉強法に関する情報とて同じでしょう。見ては次、見ては次・・・。
そして、明日、果たしてあなたは何かの勉強法を実行に移しているのでしょうか?

おおお、なんだったっけ・・・??

おおお、何からすればいいのか分からない・・・!!

おおお、やっぱ放っておくか、どうにかなるじゃろ・・・!!

ぜひ、この記事をきっかけに、あなたの勉強法が実効的なものに仕上がることを楽しみにしています。

この記事が気に入った方は、ぜひ、スマホのホーム画面にでもブックマークしておいてくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう。

勉強法初心者と勉強法苦悩者の強い味方、【buy恩人】でした。

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