英語の教材についての口コミや評価を見ていても、「では何が良いの?」「ではどうすればいいの?」で止まってしまわれる方が多いのではないでしょうか?

実際、英語初心者は具体的にどのように勉強していけばいいのでしょうか?

もちろん、英語で話したり聞いたりできる英会話マスターを目的とする場合とTOEICなどの資格試験で得点を取るための勉強ではやり方も当然違って来ます。

後者は前者の部分集合のような位置づけ、あるいは、前者を目指す場合の前提条件のようなところになりますので、どちらにしても初心者にとっては被る部分も多くなります。

従って、ここでは英語で話したり聞いたりできる英会話マスターを目的とした場合についてのステップを大まかに眺めて話を進めましょう。

何故なら、TOEICで得点さえ取れればいいという方も、ここまでは英会話マスターを目的とする勉強方法と重なっても大して負担が増えるものでもありませんし、自分が望んでいなくても英会話の下地ができてしまうのですから、損はないどころか後々良かったと思うこと必定dと思うからです。

その前に、先ずは、ネイティブ並みに話したり聞いたりする能力を身につけようという完璧主義的な目標を持たされないようにすることが大切です。

英語を運用し相手とコミュニケーションができればいいのだと考えることに徹しましょう。

専門の勉強をするときは完璧主義も一つの道ですが、語学の場合はこれに固執するとほとんどが挫折するのではないでしょうか?

その上で、英語学習に必要なステップを大きな区分で分けておきます。

  1. 必要な単語や文法を身につける
  2. 状況に見合った言い回しを身につける
  3. 流れに沿って会話を組み立てる力を身につける
  4. 英語全体をブラシュアップしていく(持続的)

もう少し具体的に表現すると、

  1. 基礎的な英単語・文法を一気に覚え込む
  2. 日常的に使われるフレーズを一気に覚える
  3. 仮想相手に会話する体で文章を組み立てる練習をした後、徐々に実際に話す機会を作る
  4. 未達部分の復習を含み、ネットで英語のニュースを聞いたり、原語で映画を見たりすることをも含めて一つずつ確実化していく

英会話初学者にとっては、1と2をまずやっていかねばなりません。
これは絶対です。
そして、この項目は、ある意味一気に集中してやっていくことが必要です。

リーディング・ライティング・スピーキング・ヒアリングをバランスよく学習を進めるのは、この段階がスムーズに進捗して、英語への意識が高揚してからの話です。

といっても、学校の受験勉強のように無言で丸暗記していたのではダメなことは自明の理です。
全てを口に出しながら行っていくところが相違しますし、重要なポイントです。

いきなり聞き流しなんかやっている場合でしょうか?
『右脳がどうのこうの』や『聞き流すだけでどうのこうの』や『周波数がどうのこうの』などの怪しい教材は反ってモチベーションを阻害します。

どういった単語を使い、どのように組み立てるのか?
決まりきったフレーズも含めて、より多くのシーンにおいて短文ですぐに口から出て来るように訓練する。

このことこそ、英語の壁を乗り越えるまでに為すべき1と2のステップです。

短文で一つでもスイスイ出て来るようになれば、それだけで英語が面白くなるものです。
壁を乗り越えるまでは、これをひたすら蓄積していくことです。

英単語・文法に関しては、じれったいかもしれませんが、一気にやっておかないと後々効率が落ちます。
即ち、モチベーションが途絶え途絶えになり、挫折の道を辿り、結局は損をすることになります。

もちろん完璧に覚える必要はありません。
完璧に覚えたつもりでも実際には忘れているものですし…。
ですが、一通りは通して枠組みだけは掴んでおかねば話になりません。

大学受験で英語の勉強をそこそここなせた方も、遠ざかってしまっているのであれば、一通り復習をされるのがいいですね。
文法はそこそこ理解があるでしょうから何も一からやり直すこともありません。

さっと思い出す程度に昔の参考書を殴り読みして、構文などを重点的に復習されるとよいでしょう。
実際に短文やフレーズを覚えながら疑問に思ったら、その都度見直して「なるほど!」と心に刻めばいいだけです。

別に、受験生時代の参考書で構わないと思いますよ。
多分、このクラスの方なら最初から並行して2のステップに取りかかることが効率的だと思います。

受験勉強の復習の上に、実際に「どういった単語を使う」かと実際に使われるフレーズを口に出すことを伴わせながら積み重ねていくだけの話です。

一方、中学レベルの英語もままならない超初心者レベルの方は、語彙や文法を先ずは一気にやらねばなりませんが、その前に「どういった単語を使う」かのイメージを掴んでおくこともとても有意義なことです。

文法の学習をしながら、チラッチラッと短文やフレーズの教材を眺めてイメージを掴むことも有効です。

【buy恩人】も多くの商材や教材を見てきましたが、その材料として、酒井一郎先生の『Simple English 』は、かなり有効な選択だと考えます。

シンプルな基本動詞と前置詞のイメージを掴むだけで、日常的なことであれば、基本文型の短文程度で如何に多くのことが表現できるかということにおそらく感動されると思います。

このシンプルな短文の表現を知り復唱する訓練は、受験英語しかしてこなかった英会話の初心者だけでなく英語自体への超初心者にも同じ感動を与えると思います。

シンプルな英語で「どういった単語を使う」のかに沢山接しアウトプットしていく繰り返しをしていく内に、英語初心者がぶち当たる障壁が低くなっていくことを感じられる筈です。

ここが実に大切なんですね。

メンタル克服は自分に言い聞かせるお題目を唱えるだけではできません。
メンタルの克服を売りにしている教材もあるようですが、説教や暗示だけでは片手落ちなんですね。

勇敢に相手にしゃべり掛ける度胸も、自分一人でシンプルな短文をアウトプットする小さな実践の積み重ねがあってこそ培われて来ます。
このことを忘れてはなりません。
今日の訓練は積み重ねることで一挙に自信となって芽を吹いてくるのです。

さて、単語を覚えるのも、普通の単語集で十分ですが、英会話を目的とする場合はやはり発音をその都度伴って覚えることが合理的です。

発音記号だけではなかなか自信が持てないのではないでしょうか?

実際の発音を聞いて真似して覚えた言葉は、実際にすぐに通じるということを今後必ず経験されるはずです。

これを満足する勉強の手段として、日常英会話のほとんどがこれで事足りるであろうと言われる『オックスフォード 3000』があります。

発音も音声で聞けますから、発音しながら書くことで、単語を覚えると同時に実際に使える準備が自然にできてきます。

実際に話せるようになることが目的であれば、単語の覚え方としては最も適した方法です。
『オックスフォード 3000』リストとしてもダウンロードできます。

短文の例文も示されていますので、その短文をはっきり口に出してリーディングしながら、使い方を具体的にイメージしておくと記憶もより定着しやすくなります。(暗唱する必要はありません。)

プラス、そのセンテンスあるいは似たセンテンスを自分の日常生活で使える場面はないかと虎視眈々と狙ってください。
そうすれば自分に関係のある言葉として実に記憶にしっかりと留まります。

左のアルクさんの『キクタン』も同様に必要条件を満足します。
こちらは日常会話での頻出必須語1680語ですから初心者のボリュームとしては、むしろちょうど頃合いですね。

独学の場合は、自分を律して計画を遂行していくところがネックになる方も居られますから、ゴールまでの道筋が示されているこちらの方が継続させやすい要素は揃っています。

単語の覚え方に関しては、ガリレオ先生が『帝都大学へのビジョン』の中で書かれている通りまさに重ね塗っていくという言葉が相応しいでしょうね。

少し意味合いが違いますが、一層目を『キクタン』で塗って、二層目を『オックスフォード 3000』で塗ると、おそらくビジネス英会話まで到達できるのではないでしょうか!

ここまで見て来ただけでも、随分とずれた方向性に誘導される商材や教材も多いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

超初心者のための文法の勉強は、この後続いて書いて参ります。

—-もう少し続く—-