前科者を排除するためのふるいを理解するためのスタートラインは、情報商材の生い立ちから理解しておいていただくのがよいかと考えます。

この点に関しては、

  1. 情報商材商法の成り立ち
  2. 情報商材最大手販売モールinfotopに関して【次々に設立されるグループ会社、相互に就任、退任を繰り返すグループ役員】

と題したITビジネスジャーナルの記事をご一読いただけると概要が掴めるかと思います。

興味深いのは、「フリーターやニートといった社会からドロップアウトした若者やネットワークビジネスや組織営業でリクルーティングやシステム作りに長けた人材を巧みに取り込み」とあるように、これらに関係している人々の多くが元々は同じような生い立ちの人間であるということでしょう。

だましの手口

このことは、情報商材の流れを知っている人々には容易に予測できることです。

社会で汗水流して真っ当に働くことに適応できなかった人間、社会でうだつが上がらなかった人間、社会で真っ当に働くことを軽蔑している人間たちが、何のとりえが無くても師と崇められる様な存在になることが出来る隙間をネットに見つけてしまったということに尽きるでしょう。

さて、この記事の中に皆さんに直接関係のある情報商材の実際の販売元(=出版元)の名前がいくつか登場してきます。

  • 株式会社ホットライン(菅野 秀彦氏)
  • 株式会社きれい(小島 宏之氏)
  • 株式会社インベサイド(小島 札大氏)
  • 株式会社アシュラワークス(野村 勇樹氏)
  • 株式会社ウイニングエッジ(中村 司氏)

そのいずれもが、お金儲けしたい人には神様と崇められるような人たちです。(でした?)

ここに名前が登場する会社は、当然流儀の相違や良心の捨て方の軽重の差はかなりあり、ある程度の精査は必要としても、前科者あるいはそれに近いものと考えておいた方が無難でしょうね。
後述するケーススタディでその手口の全容もお分かりいただけることと思います。

もちろん、これらの会社だけを注意していればいいというわけではありません。
名前が挙がっているのはピラミッドの頂点のような存在で、むしろ、それ以外の方が多いでしょう。
これらの指導者になっている彼らに育てられ、彼らを目指し、彼らのシンパとも言える出版元が多く存在するのは明らかです。

ただ、この世界でもいくつかの「派閥」や「仲間内」が存在するようです。
自ら閉塞させてきた業界のパイを奪い合うために、お互いに詐欺的だと罵り合うことで自分たちの本物性を訴える手法を使い、これにまた消費者が騙されるというステップが現状と見受けられます。

ITビジネスジャーナルでも記事にされていますが、『情報商材を斬る』やら『詐欺商材告発』などのサイトは、要するに派閥内の商材、自分の利益に繋がる商材を、派閥外の商材をメッタ斬りすることで、際立たせて本物に見せかけるという狡猾な手法がほとんどのように見受けられます。
ここに、『私はいい人』戦略の最たる完成形態が見えますね。

さぁ、次回から実際のケーススタディに入ってまいりましょう。